最後の贈り物

遊び人の言うことだから、私をもて遊ぼうとしてるのかも････｡


もし、そうだとしたら････



｢あの････｡｣


震える声で言った。



｢簡単にキスする、遊び人とは付き合えません。ごめんなさい。｣


走るように教室に戻った。



言えた･･･！



私言えた！えらいじゃん！！！



｢メグ！！私言えたよ！｣

メグは私の頭の上にポンっと手をおいた。


｢うん！よかったね、真綾。｣






本当によかった！！



だって正直、遊び人の桂木君なんかと付き合ったらろくでもない事が起こりそうだし



それに、あんなに目立つ人と横に並んでたら私が浮いちゃうし････｡