執事と共に雪遊びを。
「ラップ音、ね」


恵理夜は、思案気に窓を開けた。


「それって、この音よね」


恵理夜は、腕を伸ばして窓の傍を通る管をつついた。



――トン、トトン



リズムは違うが、遠くからか近くからかわからない奇妙な浮遊感を持ったあの音が響いた。
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