執事と共に雪遊びを。
昼寝をしてしまったせいか、上手く眠ることが出来ず随分早くに目が覚めてしまった。

冬の夜明けは遅い。

6時半になってようやく明るくなり始めるのだ。

春樹は、ごそごそと起き上がった。

恵理夜達の采配により、春樹には個室の病室が与えられていた。

それに感謝しながら、備え付けられている洗面台の前に立った。

そして、鏡を見て苦笑する。
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