執事と共に雪遊びを。
「窓の向こう側に、少しスペースがあるでしょう」


窓を開けると、窓の向こうには中庭が広がっている。

その窓ガラスのサッシの向こう側には、奥行が20センチ程度のブロックがせり出していた。


「そこに、一輪の花が置かれているそうです」

「誰かが、置いていったんじゃなくて?」

「前日の夜は、何も置いていなかったそうです。それに、夜22時以降に窓を開けると、ナースセンターに警報が届いて看護士が駆けつけるそうです」
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