*春色バラード*
かれこれ3時間ほど経った頃、
「もうすぐ着くよ♪」
と教えてくれた。
外を眺めてみる。
水着って聞いてたから何となく海かな〜って思ってたけど、どうやら違うらしい。
確実に山の中へ入って行っている。
「はい、着いたよ〜♪」
「運転ありがとう♪
お疲れさま♪」
何やら、山の中?森の中?のリゾートらしい。
「じゃぁチェックインしてくるから、ここで待ってて。」
ロビーで待ってる間、辺りを見回してみる。
全体的にシンプルだけど、センスがよくて。
さり気なく高級感が漂う感じ。
私は一切旅費のことを教えてもらえなかったけど、
もしかしてすごく高かったりして……。
あとで聞いてみよ…。
そんなことを考えてると、肩をポンっとたたかれた。
「ほら。部屋に行くよ?
長い間車乗ったから疲れた?」
「あー。
ううん、全然♪」