こんな娘で、ごめんね。
Episode 3
−−−…3年後。


時代は、バブル期に突入した。


太眉に、ソバージュヘア。前髪をカールさせ、整髪スプレーで、トサカのように跳ねさせて、ハードスプレーで固める。


体に、ぴったり張り付くようなボディコンと呼ばれる服を着て、扇子をひろげ、ディスコで踊る女の人が増えた。



タクシーを止める時にでも、大人達は、道端に立って、1万円札を右手に持ち、タクシーを止めていた。



その頃、オンボロアパートだったあたしの家は、マイホームを現金一括で購入し、2階建ての一軒家に引っ越した。




あたしは、4畳半の居間から自分だけの部屋ができて、よく友達を家に連れ込んだ。


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