カミツグ!!〜The six elements.〜

「……………契嗣がそないな危険、冒さんでもええやろ!!何でや!!」

「俺は………俺自身が、神家 契嗣である限り、自分が選ぶ道が…一番正しいと思いたいんだよ」

「………………恰好つけんのもいい加減にせぇ…本当、もう…契嗣は…何やねん……」

刀儀は滑らかな髪をぐしゃぐしゃと掻き回して、

「…………分かった。俺が皆を護る。そして…必ず帰って来い。帰れへんなら、俺が行ったるわ」

強い瞳で俺を見つめた。

「…サンキューな、刀儀」

俺はその瞳に頷いて、ケビンのほうを向いた。

「ケビン……行ってやるよ。俺」

「ケイ!!何を言う!!」
「ケイシ!?」
「ケイシさん!?」
「ケーくん……」



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