カミツグ!!〜The six elements.〜
「どっ…どうし…どうしたんだよ、ばぁちゃん…」
俺は無意識に、ばぁちゃんの背中に手を伸ばした。
ふと自分の手を見ると……血まみれだった。
「ひっ!!」
恐ろしさで、目の前が真っ暗になった。
そして、この血は誰の血なのかと思った。
恐る恐るばぁちゃんを見ると、少しの疑問を抱いた。
抱きしめられていると思っていたけど、ばぁちゃんの腕に、力が入ってなかったから。
俺達の真下の地面を見ると、血の水溜まりのようになっていた。
「(これは…ばぁちゃんの…血)」
クラッとした俺は次の瞬間、糸が切れたように狂い、すぐに息が上がった。
「ばぁちゃんっばぁちゃん!!死なないで!!死ぬな!!うわぁああっ!!いやだ!!いやだ!!コワイ…コワイ……」
嗚咽混じりに叫ぶ俺の声は、誰が聞いても聞き取りづらかった。