カミツグ!!〜The six elements.〜

俺は一時鼻を離した。

「ツルギぃ…うぐっ…大丈夫じゃなぃいいふぐぅっ」

またつまんだ。
うるさい奴だな、まったく…

「………ここから離れる?」

「いや、いつ奴らが現れるかわかんねぇから…それは無理だな」

「…………せやな…せやと…どうするん?」

「そうだな…とりあえず、コイツは放っとこう」

「…………?ええの?それで」

「いーいー。あいつらのことだ。大丈夫大丈夫。大丈夫じゃなくても、俺が何とかすっから」

「……………契嗣、優しいな、やっぱり…」

「は?んなわけねーだろ。面倒ごとがこれ以上増えても困るかんな」

「…………そーいうとこがやねんけどな…(笑)」




< 80 / 411 >

この作品をシェア

pagetop