大嫌いなアイツ
俺の気持ちを全部話そう。



優子を不安にしてるもの
ずべてを取り除きたい。



「俺は優子を愛してる。」

「っ。」

「この気持ちに偽りなんて
 ねぇ。
 俺にとって優子は俺の
 すべてだ。」



少しでも楽になってほしい。



「初めて本気で好きになれた。
 初めて本気で守りたいって
 思えた。
 優子の笑った顔。
 泣いた顔。
 怒った顔。
 拗ねた顔。
 全部好きだよ。」



全部真実だから。



「優子。
 俺…世界で一番お前が好きだ。」

「っ////」

「だから。
 卒業して、俺が18になったら
 結婚してください。」



優子の誕生日が来たら
言おうと思ってた。



だけど…。



この言葉で不安が取り除けるなら
何回でも言うから。



笑ってほしい。



優子の笑顔がみたい。



「ばかぁっ。」

「え?」

「また泣かせないでよっ。」




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