♥俺様彼氏と鈍感彼女♡


放課後、木村を屋上に呼び出した。


「俊哉!もしかして私と付き合ってくれるの?」

は?

こいつはどこまでイかれちまってるんだよ…


「違う意味の告白な?」




「えぇ、気になるっ♪」

そう言って俺の腕に抱きついて来たから、俺はその腕を振りほどいて、1歩後ろに下がって



「俺は……野田樹里が好きなんだ」




< 116 / 122 >

この作品をシェア

pagetop