苺色ポニーテール
プロローグ



指揮棒を上に上げる先生。

「始めるわよ」

「はい!!」




あたし達の輝く瞬間。


それはたった何分。


そこに懸ける精一杯。


たくさん注意されて、


いっぱい悔しかった。


泣いて、泣いて、


それがあたしのバネになる。


どんどん強くなる。


そして、また、


あたし達の何分の輝く瞬間は


大きくなっていく――――。








< 1 / 2 >

この作品をシェア

pagetop