裏生徒会部


校舎へと続く長い道にたくさんのお店が並んでいた。

その中の1つが私達のするお店。

そして…


『おいっ嵐!伊織!お前らサボってんじゃねぇよ!!なんで他校の俺が頑張ってやってんだよ!!』

『えー…蓮は俺の執事なんだから当たり前じゃん』

『そうでしたね。かしこまりました、ご主人さ…じゃねぇよ!!さっさ手伝え!!』

『ちぇっ…』

『蓮、つっこみ上手くなったね』

『誰のせいだと思ってんだ』


元気に騒いでいる声が聞こえる。

私達のお店の正面。

そこに嵐ちゃん達の出しているお店があった。

今は嵐ちゃんと伊織くん、知らない金髪の男の子がいる。

確かあと2人いたっけ…。

というか、伊織くんは不良の子達に囲まれて怖くないのかな…私だとちょっと怖い。

嵐ちゃんはいい子だけど。

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