裏生徒会部


どうやら、この部屋は仁と央と一くんの部屋らしい。

そういえば、私のクラスの1組と奏十のクラスの5組の行先は京都だったから部屋があったけど…

他の2組、3組、4組は行先が違ったんだった。

だから、★班用の部屋がある…と。

5組の男子部屋がうるさいからと奏十もここの部屋で寝てるらしいけど。


「他の皆は?」

「一が卓球したいって言って、それに付き合ってる」

「なるほど」


言いそう。

仁はというと、今朝のように女子に囲まれないように部屋で避難しているようだ。

部屋の目の前に「立ち入り禁止」と紙を貼っているのも、見つからないようにらしい。

だから周りを警戒していたわけか。


「それで?私に用事があって連れてきたんだよね?」

「んー。まぁ用事っつーか気になって」

「何が?」

「お前、俺らが迎えに行く前、泣いてたろ?」

「えっ…」

「やっぱりか」


私、そんな泣き後って顔してた…!?

涙拭いた後、ちゃんと一くんに確認してもらって「大丈夫」って言われて…

自分で鏡を見て確認して、大丈夫と思ったんだけどな。


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