裏生徒会部
柊也は手を退けると、咲也くんを指さす。
「こいつ、俺の弟」
…あ。
だから見覚えがあったのかな。
なんか似てるし。
あれ?
でもどうして咲也くんは私の事知ってるんだろ…。
「弟ってのはいいとして、どうして私の事知ってるの?」
「静音先輩って、結構有名なんですよ」
「私が…?」
何かやらかしたっけ…。
1年間を振り返って見るけど、校舎のペンキ塗りとか他の部活の宣伝活動の手伝いとか、雑用事しかしていない気が…。
それもそれで悲しいんだけど。
「あたしもそれ知ってる」
「私も静ちゃんの噂知ってるよ♪」
え。
皆まで。
悪いことした記憶はないんだけどなぁ…。