裏生徒会部


柊也は手を退けると、咲也くんを指さす。


「こいつ、俺の弟」


…あ。

だから見覚えがあったのかな。

なんか似てるし。

あれ?

でもどうして咲也くんは私の事知ってるんだろ…。


「弟ってのはいいとして、どうして私の事知ってるの?」

「静音先輩って、結構有名なんですよ」

「私が…?」


何かやらかしたっけ…。

1年間を振り返って見るけど、校舎のペンキ塗りとか他の部活の宣伝活動の手伝いとか、雑用事しかしていない気が…。

それもそれで悲しいんだけど。


「あたしもそれ知ってる」

「私も静ちゃんの噂知ってるよ♪」


え。

皆まで。

悪いことした記憶はないんだけどなぁ…。


< 75 / 739 >

この作品をシェア

pagetop