君がいれば・・・②
スタジオ入りしたシンは普通を装った。


だが、内心は穏やかではいられない。


すぐにでも帰って、誤解されぬうちにセナと話がしたい。



そう言う気持ちだった。



******



「おじい様ですね!?シンと彼女の事を流したのは」



ドンヒョクが怒りをあらわに尋ねる。



「そうだ わたしの思うとおりに進んでいる」



満足げに笑みを漏らしている。



「そんな事をしてもシンの気持ちは変わりませんよ」



「それはわからないぞ?」



意味ありげな言葉を言う祖父にドンヒョクは小さくかぶりを振ったのだった。




< 172 / 256 >

この作品をシェア

pagetop