君がいれば・・・②
早く戻ってこないかな……。



サンドイッチが運ばれてテーブルの上に置かれていたが、瀬奈はシンに買ってもらった「トルハルパン」の小さな石の置物ばかり眺めていた。



そこへ部屋の電話が鳴った。



ドヨンが出ようとしたが、電話の近くにいた瀬奈が先に受話器を持った。



「ヨボセヨ?(もしもし?)」



『セナさん?ドンヒョクです!』



ドンヒョクの声が慌てているように聞こえた。



「あ……」



挨拶もしないまま実家を出てしまい、きまづい思いが先に立って言葉が出なかった。



『そこにシンはいますか?』



「いいえ、ミーティングがあるとかで……」



瀬奈が言うと電話の向こうで舌打ちが聞こえた。



「ど……うかしたんですか……?」


『シンを止めて下さい これからパクの名前を捨てる記者会見を開くんです!』



「ええっ!?」



瀬奈は大きな声を上げて驚いた。





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