溺愛してます!狼先輩!!!
たいぎーなぁ。


そう思いながら廊下を歩いてたら
あのピアノの音が
耳に飛び込んできた。


普段ならピアノなんて興味ないし
無視して行くはずなのに
あの時はそれができなくて。


気づけばドアの窓から中を覗いていた。

めちゃめちゃ楽しそうだな…

中の女子は凄く楽しそうで
俺まで笑顔になりそうなくらい。

あいつピアノ大好きなんだな…


普段ピアノに全然関わらない俺は
それを凄く新鮮に感じて
いつしかそのピアノの虜になっていた。













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