君と桜と


うう、わからない。



人の性格を見定めたりするのは好きじゃないけれど、どうしても気になる。
どうしてここまで気になるのか。全て自分の思い込みで彼を良く見すぎているのか。
なにも分からないけれど、三谷君の優しい瞳が、忘れられなかった。




どんなこと、考えているのかな。




奈緒は、そこに考えている事が書いてあるかのように、三谷君の背中を見つめた。




やっぱり、男の子って背中広いんだな・・・って何考えてるんだわたし!!
悩みすぎてついに頭がショートしてしまったのかもしれない。



毎日観察するなんて、なんだかストーカーみたいだし、もう三谷君のことを探るのはやめよう。



奈緒はぶるぶるっと首を振って授業に集中した。














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