黒猫様の暇 実話
私はしばぃぬの事をしば君と慕うようになった
ブログでの会話はとても楽しかった
掲示板のように気取らなくてもいいから、素で話した
しば君に好きと自己表現をしていた
本当に、しば君のことは気に入っていたから

けれど、そこで

「黒猫は掲示板で皆にもすきといってるじゃないか
誰にでも言うのか?」

と、しば君は言った

怖かったし、悲しかったし、申し訳なかった…

しば君は、そんな風に思っていたんだ…
私が、いろんな風に自己表現してることに、不満を抱いていたんだ…

私達は付き合ったりだとか、そういう関係ではなかった
でも私はしば君が好きだったし
しば君も私を思ってくれていた

だから私は謝った

カタカタ

いっぱいいっぱい謝って、説得した
悲しかったし、しば君がいなくなるのが怖かったから

しば君は許してくれた
よかった、と思った
素直に

この時は…

< 4 / 22 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop