《完》愛さずにはいられない【BL】
 「!?」


 利遠は何も言わず…俺をジ~ッと観察するように見つめていた。


 そして急に僅かに口角を上げて微笑む。


 何なんだ??

 その不敵めいた微笑みは……


 チャイムが校内に響き渡って…梓遠は慌てて教室を出て行った。


 「……仲良くしようね~幼なじみ君」


 利遠は意味深に俺に呟き…肩を抱く。


 「////」


 他のヤツに触れられたら何も感じないスキンシップ。


 梓遠と瓜二つの利遠にされ…ドキッと鼓動が跳ねる。


 
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