K・M ~カイとミワの恋物語~
「ちょっとヒリヒリする…」
「冷やしたタオル持ってきます!」
「あ、場所…」
言わなくてもすぐにミワちゃんはタオルを持ってきた。
「まったく!体育祭のときから思ってましたけどカイくんってドジですよね!」
そう文句を言いながらタオルを俺の手に巻くミワちゃん。
「…ゴメン…、って、え?」
「はい?」
俺はある異変に気づいた。
「…今…カイくんって…」
「……!!」
「ミワちゃん…」
「えっと…今のは…」
動揺を隠しきれていないミワちゃん。そのままうつむく。
そんなミワちゃんが、
「………」
なんか無償に可愛く思えた。
「…っ!!ちょ、ちょっと…!」