he in love with me?
「澪は、好きな人居ないの?」

 唐突な質問に、ぼっ、と音がするんじゃないかと思うくらい、顔を勢いよく赤くさせた。

「ちょ、澪分かりやすっ、ねねね、誰々?」

 そう問い詰められたことは無く、大変困りながら「い、いいい、居ない!いないってば!」
 必死にそれだけ言った。

「まあ、言わないならいいけど……」

 横にまとめて結んだ子が、そういって自分の耳に手を当て、小さな声で言った。

「吏緒くんでしょ?」

 その一言で、私はさらに顔を赤くさせた。
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