不良彼氏と胸キュン恋愛【完】
「花音、最近遅刻ギリギリじゃない?」


「……うん、最近ちょっと寝坊しちゃって」


「ふぅん。あっ、分かった!!流星君のこと考えて夜も眠れないんでしょ~?」


「べ、別にそんなんじゃないよ……!!」


「またまたぁ~!」


「だから、そんなんじゃないって……!!」


「そんなに慌てちゃって~。図星のくせに~!!」


朝のHRが終わると、アミがあたしの席にやってきた。


からかい口調のアミ。


よかった……。


まだアミに知られていないと、ホッと胸を撫で下ろす。

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