不良彼氏と胸キュン恋愛【完】
「花音だけが信じてくれんなら、俺はそれでいい」


「……えっ……――?」


「お前だけは、俺のこと信じろよ」


バチッと絡み合う視線。


なんの濁りもない澄んだ瞳に見つめられて、瞬き一つできないでいるあたし。



「……ほら、行くぞ」


流星はそう言うと、あたしの手を掴もうとした。

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