不良彼氏と胸キュン恋愛【完】
「花音ちゃん、頼む。流星の怒りをしずめてやってよ?」


「で、でも……」


「俺が言っても逆効果だからさ。ねっ?花音ちゃんの言うことなら聞くと思うし」


ケント君は両手をパチンっと合わせて頭を下げる。


「だけど……あたし、何て言ったらいいのか分かんないよ……」


流星が怒り始めた原因を作ったのは、間違いなくあたしで。


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