不良彼氏と胸キュン恋愛【完】
「何やってんだよ。俺が探してやろうか?」


「……――大丈夫!!……あっ……――!」


流星がバックを引っ張った拍子で、中からビニール袋に入った上履きがフローリングの床に落っこちた。


「なんだこれ」


「……――なっ、なんでもない!!上履きが汚れちゃったから、持って帰って洗おうと思って!!」


「何でそんなに慌ててんだよ。見られるとヤバい物なわけ?」


慌てて取り返そうとすると、流星はヒョイっとその袋を持ち上げて中を覗き込んだ。



「……――んだ、これ」


どうしよう……。見られちゃった……。


頭上からする流星の声。あたしは顔を上げることが出来ずに手元に視線を落とした。


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