不良彼氏と胸キュン恋愛【完】
「……花音、ごめんな。俺、早川のこと知りもせずに勝手なこと言って……」
「智也……」
「早川にも直接謝ろうと思ってる。だから……――」
智也がそう言いかけた時、「何してんだよ」という声と同時にグイッと腕を引っ張られた。
「……――流星!?」
「何驚いてんだよ。俺に聞かれるとマズイ話でもしてたのか?」
「ち、違うよ。そうじゃないけど……」
「じゃあ、何なんだよ」
流星は眉間に皺をよせながらあたしを冷めた目で睨む。
そして、あたしを見つめていた瞳が手元の紙袋に移動した。