銀河の流星
うろたえる星乃が楽しいのか、後ろ向きのまま様子を見ながら歩くポーラ。

その背中が。

「あいたっ」

通りを歩く数人の男達の方にぶつかった。

「んー?お嬢ちゃんはこないだの…」

ポーラが振り向くと、そこには見覚えのある5人の男達が立っていた。

いつぞや彼女に親切を装ってどこかに連れ去ろうとした、あの冒険家崩れの連中だ。

「ポニーテールのお嬢ちゃんも一緒か」

星乃とポーラ、二人はあっという間に5人に囲まれてしまう。

「今日は逃げずに俺達に付き合ってくれよ」

「そうそう、飯くらいキチンと奢ってやるぜ。その代わり…」

星乃に、ポーラに。

男達が気安く肩に手を回す。

しかし。

「いででででっ!」

星乃の肩に手を回した男。

その手が、流星によって捻り上げられた。

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