私は先生ですっ!
ガラガラ。
職員室に入る私たち。
「白川先生の机は、私の向かいです♪」
「はいっ!」
この美女の名前は、美邦 瑠衣[ミクニ ルイ]さん。
25歳、私の2つ年上。
数学を教えてるらしい…メガネが似合いそう…。
とか思っちゃう。
荷物をおろして、一息つく。
「白川先生、校長先生に挨拶してきたら?」
「あの…美邦さん、案内してもらっていいですか?」
「瑠衣先生とでも呼んで♪美邦さんは変よ?いきましょ♪」
クスッと笑う瑠衣先生。
「はっはい!」
瑠衣先生の後ろをついていった。