ペテン師の恋
事情聴取では、山田は冷静を取り戻し、自分が今、お金に困っていることなど話しているらしい。




でも、私に会いたくて、毎日店の外に来てたらしい。私に気づかれないように。




ようは、ストーカー化していたということだ。




幸い、私の家はクラブから少し離れているため、タクシーで帰るので家まで探すことは出来なかった。




「怖い話ね、全然気づかなかったわ」




ママは私の肩に触れた。心配そうに見つめるママを私は微笑みで返した。




私が出来ることは、自分に心にゆとりをもち、冷静に事態を受け入れること、身の危険をしることだ。




刑事の話しは続く。




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