Desire kiss
「そんなしょうがない子の古井チャンには帰りトイレの窓ふき決定なー」
「はい?なんか言いました!?」
反論は許さねえーと裏で笑ってやがる…!雑用押しつけるなんてなんて強引な奴!
「無慈悲、無愛想、無感情!」
痛烈な言葉をあびせて、涙目で反抗を口にした。
「――…今なんつった?」
すさまじい眼力を最大限に駆使し石井先生は、綺麗にニコニコと愛想よく笑う。
仁王立ちが勇ましい。
きゃー石井先生その顔カッコイイ!と一部女子から黄色い悲鳴が上がった。
――…やっちまったぜ。
「よしよし、石井先生に歯向かうたァいい度胸だな、倍としてー」
「う嘘ですよ!今日もナイスでイケてますね!」
私は半分必死だった。
いやこれからの人生に関わってくる一大事だ、さけねば!全身全霊をかけてほめちぎった。
「素晴らしいです!ちょっとナンセンスな部分のお洋服ですが髪はなんとか!」