極上ブラザーズ!!(仮)
「……暗い顔をして、どうしたんですか?」
「……えっ」
遼さんは私の顔をじっと見つめる。
どうしよう。
嘘をついちゃったのばれた?
「な……なななんでもないです」
「ふうん。ま、いいですけど」
気になって遼さんの方を見ると、慣れた手つきでカードキーを挿していた。
……よかった。
バレてないみたい。
私はほっと息をつく。
ピッ
ガチャ
鍵の開いた音と共に、遼さんは扉を開けた。