アイシテル 街を仕切る男×傷を負った少女


6人の男相手に、殆ど無傷で喧嘩をする伸也さん。



この街を仕切る伸也さん。



私は伸也さんの事を何も知らない。



知らないというよりは、知ろうとしてない。



理解しようとしてないんだ。



サングラスの男は後ずさりしながら「許してくれ」と繰り返す。



「俺の女に触れやがった、お前は許せるわけがない」



冷たい伸也さんの言葉……



伸也さんが動いた瞬間、私は咄嗟に目を閉じてしまう。



目を開いた時には、男は倒れ、伸也さんはこっちに向かって歩いている。


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