アイシテル 街を仕切る男×傷を負った少女
真っ白な雪の上をこの街のネオンが照らす。
そしてその中を伸也さんと手を繋いで歩くだなんて、考えただけでもロマンチック。
こんなこと昔はどうでも良かったんだけど、最近はやけに恋人っぽい事をしたくてたまらない。
伸也さんは恥ずかしいのか嫌がりはするけど、最終的には私のお願いを聞いてくれる。
でも、この約束は守られる日が来るのかな?
来年の冬にはできる?
再来年の冬?
伸也さん、約束は守るためにあるんだよ。