【原作】妖精なアイツ
私と妖精は小杉に乗った。
馬に乗るのは初めてだ。



パカラパカラ…



うん、悪くないな。
乗り心地は……。



でも、
皆に振り返って見られるのはかなり恥ずかしい…



「…ねえ、
ミッキーは…」



妖精の声は、いつもと違って聞こえた。



「何でもない」



……?
何だコイツ…



私が妖精の態度がおかしいのに気付いた時、
小杉の足が止まった。

「着いたよ!ミッキー!!」



いつもの妖精の声と態度。
私は妖精の家に着き、辺りを見渡した。



「………なんじゃこりゃ。」
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