恋する魔女

Douxな１週間<2>

１週間の休みも残り最後。



この日は、どうしてもというジュリアの願いを聞き入れ、コニーとダニエルを誘い４人で食事に出かけることになった。



だが、それがどうしても嫌なのかブツブツ１人でいじけているブライアン。



｢もう！決めたことでしょ？｣


｢･･････････････｣



ジュリアがそう言うと、ブライアンはジーッとこっちを見る。



それを見て、ツンッと後ろを向くジュリアに

｢あ"っ！｣Σ(￣□￣;)

とブライアンはショックを受けた。



そんなブライアンをよそに肩を震わせながら、必死に笑いを堪えるジュリア。




ブライアンてば可愛いすぎるわ♪




と、そうこうしていると、玄関のチャイムが鳴った。



｢はーい！｣



ブライアンの家なのだが、この１週間で慣れてしまいまるで自分の家のように感じている。



｢ご機嫌よう、クリントン夫人。｣


｢まぁ、ダニエルいらっしゃい。でもまだ夫人じゃないわよ。｣



と笑っていると部屋の中から不機嫌なままのブライアンが漸く出てきた。



｢いいじゃないか、別に。未来ではそうなってるんだから。｣


｢あら、それはどうかしら？｣


｢え？｣