恋する魔女
Last Magic.*゚。

お嬢さんは頂きます!

「ブライアン、紹介するわ。あたしのママ。」


「あ、初めましてジュリアのお義母さん。僕はブライアン・クリントンと申します」



そう言ったが、ブライアンは首をひねった。



でこかで見たことがあるような・・・



「まさか・・・夢の中で」


「やっと思い出したかい。」



ニヤリと笑ったドーラ。



ジュリアが人間界で住み始めた頃に一度だけ見た夢。



「じゃぁあれは、お義母さんが意図的に?」


「あぁ、そうさ。それであの時の質問の答えを聞かせてもらうか。」


「答え?」


ジュリアが尋ねるとブライアンがすかさず答える。



「“義母が魔女でもいいのか”でしたよね?もちろんお答えします。答えはYESです。」


「ほぉ、まぁアンタの答えはよかろう。問題はうちの娘だ。」


「え、あたし?」



ジュリアとブライアンは目を見合わせ不思議な顔をする。




「どうして、ママ?いつもあたしは言ってるじゃない。ブライアンを愛してるって」


「あぁ、知ってるよ。だが、過去のコイツを見てもそう言えるかな?」


「「えっ?」」



答えがかぶった二人。



ジュリアは純粋に疑問。


しかし、ブライアンはヤバイと言う意味だ。




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