恋する魔女
Three Magic.*゚。

魔女と人間

夜、イルミネーションが輝く街中にある、とあるレストランで


一組のカップルが夕食を楽しんでいた。




「そう!良かったわ♪コニーも万更ではない反応だったし、大成功ね!」


「ダニエルが君にお礼を言っといてくれって言ってたよ。」


「あら、そんなのいいのに。二人が幸せな結果になってくれればいいだけだもの。」


「そうだね。それじゃぁ二人の幸せを願ってもう一度乾杯。」


「乾杯♪」



二人はコツンとワインの入ったグラスを交わした。



先日の友人の恋のキューピッド役を引き受け、順調に事が運ばれたことを話しているのだ。




ワインを一口飲んだ後、先に口を開いたのはブライアンだった。



「ところでジュリア。以前話したことなんだけど」


「なぁに、ブライアン」


「その、僕たちのこれからのことなんだ。一度ご両親に挨拶させてくれないか?」


「え、母と父に?」


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