◇ずっと、大好きでした◇




「それよりさ!! 卒業といえば
第2ボタンだよね??」



「まぁ〜…。 そうだね??」



「んじゃ あたしは
いっぱい貰ってくわぁ♪」



そういって 香奈は
どこかへ消えていった。



「まったく 香奈ったら…。」



第2ボタンかぁ〜…。



あたしは チラッと
奏の方をみた。



『奏く〜ん!! あたしに
ボタンください!!』


『いや!! あたしにください!!』


奏は たくさんの
女の子に囲まれていた。


やっぱモテるなぁ〜。
奏は……。



最後に もう一回
教室に行ってみようかな?



あたしは 教室に向かった。




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