お隣りさんちの幼なじみ君



ズキン…。


って、何傷ついてんのよ。


二人は、付き合ってるんだから、当たり前でしょ?


「いいよ。オレ、テンション上がらない」


ビックリするほど無愛想な声で、悠真はそう言った。


何で、悠真までテンション下げてるのよ!


場の空気読めっての!


少し腹が立ってきて、嫌味たっぷりに言ってしまった。


「悠真、歌上手じゃん。歌ってよ」




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