【完】私と息子に幸せをくれた人(中篇)
後で聖も来るけど、零士は「もうちゅかれた!」と、座り込んでしまった。

私はピン撮に切り替えて貰った。

聖から借りて来たパーカーを羽織り、彼女や奥さんとの抵抗感の少ない仕上げのペアの衣装で、ポーズを決めて行く。

後で聖も色違いのシャツでの撮影がある。

パーカーを脱いだりしながら20ポーズを撮り終えた頃、聖がやっと来た。



「パパおしょい!」



疲れはどこへやら。

零士は聖に飛び付いて行った。



「ごめん、零士!」



聖は零士に頬擦りをしながら、私に近付いて来る。

私は着替えの住んでる聖の胸元を大きく開き、カッコいいパパを演出。
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