踊れ その果てでⅡ<ケルベロスの牙>
「戒~」

「なんだ」

 ソファに腰掛けながら、翼の声に険のない物言いで返す。

「真仁から」

 いぶかしげに小さな包みを見せた。

「! ほう」

 受け取って包みを開けると、中には小瓶が入っていた。

「? 錠剤?」

 カラカラと5錠ほど入った小瓶を振り、同封されている手紙を読む。

「──若返り?」

 戒は眉間にしわを寄せた。

『これで2年ほど介護を遅らせる事が出来るよ。真仁』

「プッ、あはははっ」

 手紙を読んだ翼が吹き出す。

「あのやろう……。俺で実験するつもりか」

 目を据わらせ、薄笑いを浮かべてつぶやいた。



 END


※作中に登場する戸塚、筒井の2人はセータさまのキャラクターです。

 これらのキャラクターはセータさまの著作権下にあります。
< 176 / 176 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:5

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

思い出じゃないクロックムッシュ

総文字数/3,308

その他4ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
  これで良かったのだろうかと 心に残る寂しさを抱えながら 目にしたものに かつての想いを馳せる  
エンドレス・ラプソディ

総文字数/9,050

青春・友情17ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
頂いたお題をもとに 描き出す短編作品 コメディあり シリアスあり 頂いたお題 「朝焼け」「辰年」「読書」
学園スパイラル~七不思議編~

総文字数/21,383

ホラー・オカルト68ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
----- 学校には 必ずといっていいほど 七不思議がある この学園にも当然 七不思議がある── それらを解明するべく 二人の生徒が立ち上がった! 彼の真意はわからないが とにもかくにも 解明作業は 始まるのだ ----- 連載開始:2018/12/25

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop