不良彼氏は正反対

なんだか、

優しい・・温かい表情になってそう
言ってくれた。



「今日ここにさー、愛斗の女居る
ぞぉ?」

「「「え!?リーダーの!?」」」

「は!?馬鹿兄貴になに言ってん
の?」


え?え?

男の人たちが、
あたしの周りに近づく。


「さっすが可愛いな」

「リーダーやるぅ♪」

「あんま寄ると、愛斗が怒るよ?」

「えー?」

「俺がキレるぞ?」

「「「はいぃぃいいぃい!!」」」


いやいや、もうキレてない?

その後は、色んな人と話した。
やっぱりみんな優しくて温かい。


「んじゃ、帰ろうぜ恋華」

「うん!」


帰りも、

寮だから二人で帰った。


「今度はバイクで来るぞ?」

そんな話をしながら笑ってた。



―――。

「やっぱあいつ・・・M.Oの
女だったか・・」


だから気づけなかった。

近づく

悪夢に。


< 145 / 371 >

この作品をシェア

pagetop