散歩道〜生きてきた足跡〜
寄道〜渡せなかったラブレター〜
じゅん君へ

君には、笑顔をもらったね。

まだ…幼い私は、友達と無邪気に遊ぶ何気ない子供の風景が、先生に叱られるより辛い時間でした。

皆と並ぶのが嫌で、砂山の影に隠れていた私を君は見つけた。
隠れてる〜隠れてたら駄目なんだよ〜って、笑って手を引っ張ってくれた。

あれから私は、少しずつ笑顔を覚え…。
君のおかげで。

いつまでも笑顔を絶さずに。

ありがとう…。

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