いつもとなりにはキミがいた



あれから三週間が経とうとしていたある日。



会わないようにしていた訳ではないけど



なかなか会えない日々が続いた。



あれからなんとなく気まずくなって、毎日楽しみにしていた日課の窓ももう昔のように感じるようになった。



するとトントンと部屋のドアを叩く音がして、返事も待たないまま扉が開いた。




「ミホ〜?入るぞ」



そこに立っていたのは、部活帰りの制服姿の雄ちゃんやった。



「ゆ、雄ちゃん、ってもう入ってるやん!!!‥」



後ろめたいキモチがある訳じゃないのに なぜか雄ちゃんの目を見れなかった。



そんな異変に気づいた雄ちゃんはうちの目の前まで来て



「‥キャッ!!!!!」




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