いつもとなりにはキミがいた



「ちょっと君達!! 何やってんの?」



さぞ、怪しかっただろう。



中学生の女の子が二人で大泣きしてるんだもんね。



「すいませんでした!」



あたしとしいちゃんは立ち上がって頭を下げた。



二人で叱られたのは何年振りだろう?



こうやって腹を割って話したのは初めてだったよね?



あたし達のスタートラインがここから始まるなら、もう一度やり直そと心から思った。



「あ〜あ。 うちも素の自分に戻るわ」



と言って、耳に付けていたピアス、濃い化粧、全てが、しいちゃんの手によって綺麗に取られていった。



ありのままのしいちゃんが振り返って



「どう??」



と言って笑ってみせた。




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