刻の無い少女
今日は穏やかな風が吹いていた
湯飲みのお茶をゆっくりとちびちび飲み、時間を持て余す
「あんた、そうとう暇なのかい?」
声のした方にいたのは、
昨日とはまた違う、鮮やかできれいな青地の着物。
同じところといえばしたに履き物を履いている。
蝶さん
「おはようございます。今日も来てくれたんですね。」
「そんなにやついた顔しなくてもいいだろうに…。」
フギュ
「痛い!痛い!いいいいいいいたたたたたたた!いっ痛いです!!」
そんなに、にやついた顔をしていたのか、今蝶さんに頬をつままれている。
けっこう痛い!
「痛い!です。離してください。いたたたた!!」