刻の無い少女


白い…

真っ白だ。



そのまま直進し、縁側をおりて素足のまま庭へと下り立った。




向かった先はあの咲き誇っていた桜の元。



あの秀麗さと桃色の花は消えていた。


消えちゃった…。



名残惜しいそうに改めて見ると―――――。










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