トゲトゲ

夏葵に助けを求めようか・・・


やっぱりヤメた
馬鹿馬鹿しい

晃の相手してるほうがマシだ

夏葵を見れば相変わらず
囲まれていた。


「あいつ、お前の彼氏なわけ?」

晃が聞いてきた。
多分あたしが夏葵を見てたから
だろう。

「・・・・・違うけど」

彼氏、ではない

「ふーん。あいつモテモテだな!ま、俺も負けてねぇけど!!」


え―・・・・何コイツ・・・


「あのっ!アドレス交換しませんか?」


・・・・・・

女の子は明らかに晃に向かって
言っている。

うっそ―ん!


「あ〜悪いけど!こいつ、彼女!だからごめんな〜」


あたしをグイッと引き寄せながら晃が言った。


「・・・・・・・・・」


あたしは軽くフリーズ。

女の子は帰っていく。




< 144 / 180 >

この作品をシェア

pagetop